レジ袋サイズの選び方!
用途別の目安や号数表記の違いを解説

レジ袋サイズの選び方!用途別の目安や号数表記の違いを解説

レジ袋を発注する際、どのサイズを選べばよいか迷うことはないでしょうか。

商品に対して袋が大きすぎると見栄えが悪くなり、逆に小さすぎると商品が入らないという問題が発生します。

さらに、レジ袋のサイズ表記には東日本と西日本で違いがあるため、発注時に混乱してしまう方も少なくありません。

本記事では、レジ袋の適切なサイズの選び方や計算方法、さらには用途に応じたおすすめの形状について詳しく解説します。

自社の商品にぴったりのレジ袋を選び、お客様へのサービス向上とコスト削減につなげてください。

1. レジ袋のサイズ表記とは?
東日本と西日本の号数の違い

レジ袋を発注する際に最初に直面するのが、独自のサイズ表記である号数という概念です。

号数は袋の大きさを表すための規格であり、数字が大きくなるほど袋の寸法も大きくなる仕組みになっています。

この規格は全国で統一されているわけではなく、地域によって異なる呼び方が存在するため注意が必要です。

特に東日本と西日本では同じ大きさの袋でも号数の数字が全く異なるため、間違ったサイズを発注しないように違いをしっかりと理解しておくことが大切です。

1-1. 号数表記の基本ルールを理解する

レジ袋のサイズは、一般的に号数という規格で表記されます。

この号数は袋の幅や長さの目安を示すものであり、メーカーによって多少の寸法差はあるものの、規格サイズを選ぶことで大量生産によるコストダウンの恩恵を受けやすくなります。

初めて発注する場合は、まずこの号数表記の基本を把握することが重要です。

号数を見ることで、おおよその大きさを瞬時に判断できるようになり、発注業務が非常にスムーズになります。

1-2. 東日本と西日本のサイズ対比表を活用する

レジ袋の号数表記で注意しなければならないのが、東日本と西日本で規格の呼び方が異なる点です。

例えば、同じ大きさのレジ袋でも東日本では12号、西日本では30号と呼ばれます。

このように地域によって異なる表記が存在するため、通信販売などで全国向けに販売されている商品を購入する際は、寸法をしっかりと確認する必要があります。

発注ミスを防ぐためには、以下の東日本と西日本の号数を比較した対比表を活用してください。

東日本・西日本のレジ袋サイズ対比表

  • 東日本サイズは、主に関東・東北・甲信越など
  • 西日本サイズは、主に近畿・中部・中国・四国・九州など

同じサイズでも、地域によって号数が異なります。号数だけで判断せず、発注時は「幅×マチ×長さ(mm)」の寸法を確認することが重要です。

東日本サイズ 西日本サイズ 幅×マチ×長さ(mm) 厚み(mm) 目安となる用途
8号相当 25号相当 150×100×350 0.011 小さな雑貨や小物
12号相当 30号相当 180×120×400 0.013 500ミリリットルのペットボトル
20号相当 35号相当 220×130×450 0.015 雑誌やA4サイズの書類
30号相当 40号相当 260×140×500 0.016 衣類や少し大きめの日用品
45号相当 45号相当 300×150×550 0.018 複数の食料品や箱物
50号相当 50号相当 350×150×600 0.020 かさばる衣類や大きめの日用品
60号相当 60号相当 400×200×700 0.024 大きめの商品やまとめ買い
80号相当 80号相当 450×200×800 0.025 大型商品や軽量でかさばる商品

発注時のポイント

  • 号数だけでなく、必ず「幅×マチ×長さ(mm)」の寸法でご確認ください。
  • 地域によって号数の呼び方が異なるため、寸法が同じかを確認することが重要です。
  • 不明な場合は、お気軽にお問い合わせください。

寸法の見方

レジ袋のサイズは「幅(W)× マチ(D)× 高さ(H)」で表記されます。

幅(W)
袋の一番広い部分の横幅を測ります。
マチ(D)
袋を横から見たときの奥行きで、底面の折り込み部分の幅を測ります。
高さ(H)
袋の底面から持ち手の上部までの長さを測ります。持ち手部分も含みます。

例:幅300mm × マチ150mm × 高さ550mm

レジ袋の寸法の見方を説明する図

2. 用途で決めるレジ袋の選び方とおすすめサイズ

お弁当・ペットボトル・衣類・雑貨・文房具を用途別にレジ袋へ入れた比較イメージ
商品用途ごとに適したレジ袋サイズを選ぶことで、見栄えと持ち運びやすさが向上します。

袋に入れる商品の種類や形状によって、選ぶべきレジ袋のサイズや形は大きく異なります。

食品を扱うのか、衣類を扱うのか、あるいは小さな雑貨を扱うのかによって、求められる袋の機能が変わってくるからです。

商品に合わない袋を選んでしまうと、持ち運びが不便になるだけでなく、商品の見栄えや安全性にも悪影響を及ぼしてしまいます。

ここでは、代表的な商品の用途に応じた最適なレジ袋の選び方と、おすすめのサイズについて詳しく解説します。

2-1. お弁当や惣菜にはマチの広いサイズを選ぶ

底マチ付きレジ袋に弁当容器と惣菜パックを入れたイメージ
お弁当や惣菜には、容器が傾きにくい底マチ付きのレジ袋が適しています。

飲食店でお弁当や惣菜を持ち帰るためのレジ袋を選ぶ際は、底の面積が広いマチ付きのサイズが適しています。

平らな容器を傾けずに持ち運ぶためには、袋の幅だけでなくマチの深さが非常に重要になります。

容器が傾いてしまうと、中身の汁がこぼれたり盛り付けが崩れたりするため、お客様の満足度を大きく下げる原因になります。

そのため、必ず弁当用の専用規格として販売されている、底マチの広いレジ袋を選ぶようにしてください。

2-2. 衣類や雑貨には特大サイズや手提げ袋を選ぶ

アパレル店舗や雑貨店で大きめの商品を扱う場合は、特大サイズのレジ袋や手提げ袋が活躍します。

衣類などは厚みが出やすくかさばるため、通常よりもひと回り大きなサイズを選ぶとお客様が持ち帰りやすくなります。

また、中身が見えないように色付きの袋を選ぶことで、お客様のプライバシーに配慮することも可能です。

商品の大きさに合わせて柔軟に対応できるよう、複数のサイズを展開しておくことも検討してください。

2-3. 小さな商品には平袋や小サイズを活用する

アクセサリーや文房具などの小さな商品を販売する場合は、マチのない平袋や一番小さな号数のレジ袋が適しています。

小さな商品に対して大きすぎる袋を使用すると、袋の中で商品が動いてしまい、不格好な印象を与えてしまいます。

また、過剰な包装はコストの無駄遣いにもつながります。

小さくても透明度の高い素材を選ぶことで、商品を綺麗に見せる効果も期待できます。

以下の用途別の推奨サイズ表を参考にして、最適な袋を選んでください。

用途の種類 推奨される形状 目安となるサイズ(号数) 選ぶ際のポイント
お弁当・惣菜 横マチが広いタイプ 東日本12号から20号相当 容器が傾かないようにマチの寸法を最優先で確認
衣類・雑貨 持ち手付きの特大サイズ 東日本30号から45号相当 中身が透けない色付きの素材や柄入りを検討
文房具・小物 マチなしの平袋 東日本8号相当 商品が袋の中で動かないぴったりとした寸法を選ぶ
パン・菓子 サイドにマチがあるタイプ 東日本12号相当 複数個のパンが潰れない程度の適度なゆとりを確保

3. 失敗しないレジ袋のサイズ計算方法

見た目の感覚だけでレジ袋のサイズを選んでしまうと、実際に商品を入れようとした際に袋が破れたり、口が閉まらなかったりするトラブルが発生します。

これを防ぐためには、商品の寸法に基づいて必要な袋の大きさを正確に計算することが不可欠です。

袋の寸法は単なる平面の大きさだけでなく、商品が持つ厚みを考慮して算出する必要があります。

出し入れのしやすさも考慮した、失敗を防ぐための具体的なサイズの計算方法を紹介します。

レジ袋のサイズ計算方法

商品の幅・高さ・厚みを確認し、ゆとり分を加えて必要な袋サイズを算出します。

① 商品サイズを測る

商品の幅・高さ・厚みを測る様子
  • 幅(W)
  • 高さ(H)
  • 厚み(D)

② レジ袋の必要サイズを計算する(目安)

レジ袋の幅・高さ・マチの寸法図

計算の目安

  • 幅(W)= 商品の幅 + マチ(D)+ ゆとり
  • 高さ(H)= 商品の高さ + ゆとり
  • マチ(D)= 商品の厚み ÷ 2 + ゆとり

ゆとりの目安

  • 幅・高さ:20〜30mm程度
  • マチ:10〜20mm程度

サイズ選びのチェックポイント

商品が袋に対して無理なく入るか確認するイメージ

商品は袋に対して
無理なく入るか?

持ち運びやすい大きさか確認するイメージ

持ち運びやすい
大きさか?

口を結べる高さがあるか確認するイメージ

口を結べる
高さがあるか?

計算例

商品サイズ:幅220mm × 高さ250mm × 厚み80mm の場合

幅(W) 高さ(H) マチ(D)
計算式 220 + 80 + 30 = 330mm 250 + 30 = 280mm 80 ÷ 2 + 10 = 50mm
必要サイズ(目安) 約330mm 約280mm 約50mm

③ 適したレジ袋サイズを選ぶ

上記サイズの場合、東日本30号または西日本50号が目安です。

※地域により号数の表記が異なります。

ポイント

  • 商品の形状や内容物によって、ゆとりを調整してください。
  • お弁当など底が広いものは、マチをしっかり確保しましょう。

3-1. 商品の幅と厚みから必要な袋の幅を算出する

レジ袋のサイズを選ぶうえで、袋の幅を正しく計算することは非常に重要です。

商品の幅だけを測って袋を選んでしまうと、商品に厚みがあった場合に袋の口が閉まらなくなる失敗が起こります。

必要な袋の幅は、商品の幅に商品の厚みを足し、さらに出し入れのためのゆとり分を加えることで算出できます。

ゆとり分は通常20mmから30mm程度を足すのが理想的です。

この計算を行うことで、無理なく商品を袋へ入れることができます。

3-2. 商品の高さと厚みから必要な袋の高さを算出する

幅と同様に、袋の長さである高さの計算も欠かせません。

商品の高さに厚みを足し、ゆとり分を加えることで、必要な袋の長さが導き出されます。

特に手提げ袋の場合は、持ち手の部分が長さに含まれていることがあるため、実際に物を収納できる有効な高さがどれくらいあるかを確認す ことが大切です。

正確な寸法を把握するために、以下のサイズ計算方法の具体例をまとめた表を活用して計算を行ってください。

計算の対象 計算の基本式 具体的な計算例(商品:
幅100mm+高さ150mm+厚み50mm)
注意するべき点
必要な袋の幅 商品の
幅+商品の厚み+ゆとり分
100mm+50mm+20mmで合計170mm マチがある袋の場合は計算方法が変わるため仕様を確認
必要な袋の高さ 商品の
高さ+商品の厚み+ゆとり分
150mm+50mm+30mmで合計230mm 持ち手の下から底までの長さを有効な高さとして計算
高さ寸法を選ぶ際のポイント
レジ袋の高さは、商品の高さだけでなく厚みやゆとりも考慮して選びます。
また、実際にはシール下寸法(約10mm程度)も必要となるため、余裕を持ったサイズ選定をおすすめします。
※レジ袋の仕様によってシール下寸法は異なります。

4. レジ袋の形状や素材ごとの特徴を把握する

レジ袋のサイズが決まった後は、袋の形状や素材にも目を向けることが重要です。

袋の底や側面に設けられたマチの有無や種類によって、袋の膨らみ方や使い勝手が大きく変わるからです。

さらに、現代では環境問題への配慮も企業に求められており、素材選びが店舗のイメージを左右する要素にもなっています。

用途や店舗の方針に合わせて最適な選択ができるよう、レジ袋の形状や素材が持つそれぞれの特徴について整理して解説します。

4-1. 用途に合わせたマチの種類と選び方

レジ袋には様々なマチの種類があり、用途に合わせて最適なものを選ぶことが求められます。

袋の両脇に折り込みがあるサイドガゼットと呼ばれる横マチは、スーパーのレジ袋として最も一般的な形状であり、様々な形状の品物をまとめて入れるのに適しています。

一方で、袋の底に折り込みがあるボトムガゼットと呼ばれる底マチは、中に物を入れると自立しやすくなるため、ケーキの箱やお弁当を入れるのに最適です。

入れる商品の形状に応じてマチのタイプをしっかりと使い分けてください。

4-2. 環境に配慮したバイオマスレジ袋を検討する

植物由来原料を配合したバイオマスレジ袋のイメージ
バイオマス素材のレジ袋は、環境配慮を伝えたい店舗にも適した選択肢です。

近年では、環境問題への配慮から植物由来の原料を配合したバイオマスレジ袋が注目されています。

一定割合以上のバイオマス素材を含むレジ袋は、プラスチック製買物袋有料化の対象外となるため、お客様に無料で配布し続けることが可能です。

環境保護に貢献する企業としての姿勢を示すことができるだけでなく、お客様へのサービス維持にもつながります。

以下の表にレジ袋の形状や素材ごとの特徴をまとめましたので、選定の際の参考にしてください。

レジ袋の形状や素材 主な特徴 最適な用途例 導入のメリット
横マチ(サイドガゼット) 両サイドに折り込みがあり広がる 複数の食料品や日用品のまとめ買い 不定形なものを無造作に入れても袋が馴染みやすい
底マチ(ボトムガゼット) 底部分に折り込みがあり自立する お弁当やケーキ箱などの持ち運び 平らな容器を安定して運ぶことができ中身が崩れない
マチなし(平袋) 厚みがなく平らな状態 書類やパンフレットの配布 かさばらずに保管でき小さな商品の梱包に無駄がない
バイオマス素材 植物由来の原料を一定割合配合 店舗での無料配布用レジ袋 有料化の対象外となり環境配慮型の店舗であることをアピールできる

レジ袋サイズに関するよくある質問

レジ袋サイズについて、お客様からよくいただくご質問をまとめました。
サイズ選びや発注時の参考としてご活用ください。

Q1. コンビニのお弁当に適したレジ袋サイズはどれですか?

一般的なお弁当には、東日本12号から20号程度の底マチが広いレジ袋が適しています。容器が傾かないよう、袋の幅だけでなくマチ寸法も確認してください。

Q2. 東日本と西日本でレジ袋の号数が違うのはなぜですか?

レジ袋の号数規格は地域によって表記方法が異なるためです。同じサイズでも東日本と西日本では異なる号数で表記されるため、発注時は寸法表記を確認することが重要です。

Q3. A4サイズの書類を入れる場合はどのサイズが適していますか?

A4サイズの書類には、東日本20号前後のレジ袋が目安となります。書類の厚みや冊数によっては、少し大きめのサイズを選ぶと持ち運びしやすくなります。

Q4. レジ袋の厚みはどのように選べばよいですか?

軽量商品には薄手タイプ、飲料や重量物には厚手タイプが適しています。内容物の重さに対して強度不足になると破袋の原因になるため、用途に合わせて厚みを選定してください。

Q5. バイオマスレジ袋は無料配布できますか?

一定条件を満たしたバイオマス配合レジ袋は、プラスチック製買物袋有料化制度の対象外となる場合があります。導入時は配合率や表示要件を確認してください。

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