販促物とは?
具体例・使い方・事例まで徹底解説!

Promotional Items: Definition, Examples & Uses

販促物とは?

販促物(商品やサービスの認知や販売促進を目的に使用される広告)

販促物とは、商品やサービスの認知や販売促進を目的に使用される広告ツールのことです。具体的には、チラシ、ポスター、パンフレット、POP、ノベルティなどがあり、企業や店舗のマーケティング活動において欠かせない存在です。

近年では、紙媒体に加えてSNS投稿用ビジュアルやWebバナー、動画などのデジタル販促物も増えています。中でも、オリジナルデザインのレジ袋やショッピングバッグなど実用性のある「袋型の販促物」は、持ち歩かれることで自然な広告効果を生み出せる点から注目を集めています。

目的別に見る
販促物のタイプ

プロモーション施策で使われるツールは、目的によって適切な種類が異なります
「認知を広げたい」「購入につなげたい」「印象を残したい」など、どの段階を重視するかに応じて、デザインや配布方法、表現手法も変化します。

下記では、代表的な4つの目的別に主なツールとその特長を整理します。
目的を明確にすることで、成果につながる選定が可能になります。


お客さまに「知ってもらう」
ことから始める認知目的

プロモーションの第一段階で重要なのが、「商品やサービスを知ってもらうこと」です。どれだけ魅力があっても、存在自体を知られていなければ、購入にはつながりません。

この段階では、目に留まりやすく、印象に残る媒体が効果的です。広く視界に入るビジュアルや、短時間で情報を伝えられるシンプルなツールが求められます。

また、単に配布するだけでなく、「記憶に残る設計」を意識することで、次のアクションにつなげやすくなります。


認知目的に使用される販促物

新商品の紹介やブランドの存在を広く知らせるには、視認性と拡散性に優れたツールが効果的です。中でも以下のような媒体が、認知向上の場面でよく用いられます。

種別特徴活用シーン
ポスター・看板視覚的インパクトが大きく、通行人の目に留まりやすい駅構内、商業施設、イベント会場など
チラシ・フライヤー手軽に配布でき、情報を簡潔に伝えられる街頭、折込、店頭など
試供品・サンプル商品体験を通して「知る+試す」の両方を促す展示会、イベント来場者配布など
ロゴ入りショッパー使用時に他者の目にも触れやすく、拡散効果が高い店舗・観光地・キャンペーン等

このように、「見える」「手に取る」「体験する」要素を持ったツールを選ぶことで、自然な形での認知拡大が可能になります。


お客さまが「欲しい」
「試してみたい」に
つなげる訴求目的

ある程度の認知を獲得したあとは、次の段階として「欲しい」「試してみたい」と思わせるアプローチが求められます。
このフェーズでは、商品やサービスの魅力を具体的に伝え、購入行動を後押しする情報設計が重要です。

視覚的な訴求に加えて、機能・価格・特典といった“比較の材料”をわかりやすく示すことで、購入の意思決定をスムーズに導くことができます。


訴求目的に使用される販促物

購買を促進するためには、「使いたい」「手に入れたい」と思わせる動機づけの設計が重要です。具体的には、機能やベネフィット、価格やキャンペーン情報などを明確に伝えるツールが選ばれます。

ツール特長活用例
クーポン付きDM直接的な割引訴求で即効性がある定期購入の導入促進、新規獲得
店頭POP購買直前の行動を刺激する陳列棚・レジ周りでの活用
パンフレット詳細情報で商品理解を深められる展示会・営業時の配布資料
動画付きチラシ実演動画で使用感を伝えられるQRコードでWebへ誘導しCV向上

特典や使い方をわかりやすく伝えることで、不安の解消・納得感の提供につながり、購入決定を後押しします。

販促と販促物と販促品は違う?

マーケティングの現場でよく使われる「販促」「販促物」「販促品」という言葉。似ているようでそれぞれに異なる意味と役割があります。違いを正しく理解することで、目的に合った施策設計がしやすくなります。

用語意味具体例役割
販促(販売促進)売上アップを目指すすべての施策キャンペーン、チラシ配布、SNS広告など戦略の上位概念
販促物情報や魅力を伝えるツール(広告媒体)チラシ、ポスター、POP、レジ袋など情報を「伝える」媒体
販促品無料配布して記憶に残す「モノ」中心ノベルティ、サンプル、粗品など印象や記憶に「残す」
ノベルティブランド名やロゴを入れて配る販促品名入れエコバッグ、ボールペン、ごみ袋など認知・好感度を高める体験型アイテム

たとえば、名入れレジ袋は「販促物」として情報を伝えつつ、繰り返し使用されることで「販促品」としても機能します。用途や目的に応じて、正しく選ぶことが重要です。

BtoB・BtoCで
変わる!販促物の使い分け方

プロモーションツールを選ぶ際、「誰に届けるか」を明確にすることが、成果を左右する重要なポイントです。企業(BtoB)と一般消費者(BtoC)では、受け取る側の関心・重視する要素が異なるため、ツールの内容や伝え方にも違いが生まれます。

以下の表は、それぞれのターゲットに適した特長と活用例を整理したものです。

区分対象特徴活用例(ポリ袋)
BtoB(企業向け)企業・法人信頼性や詳細な情報が求められる・名入れ業務用袋(製造・物流)・展示会用サンプル(規格袋)・導入事例付きカタログ・ホワイトペーパー
BtoC(消費者向け)一般消費者見た目や使いやすさで興味を引く・ロゴ入りレジ袋(イベント・観光地)・クーポン付きショッピングバッグ・ノベルティ袋(防災・アウトドア用)

BtoB(企業向け)販促物の活用事例

種類活用内容
ホワイトペーパー・導入事例実際の導入メリットを資料化し、信頼感を訴求
製品カタログ・展示会資料スペックや活用事例をわかりやすく紹介
展示会配布用サンプル規格袋を実際に触ってもらい検討を促す
名入れ業務用ポリ袋業種別に対応した仕分け袋や衛生袋など

BtoC(一般消費者向け)販促物の活用事例

種類活用内容
イベント用レジ袋地域のロゴ入りデザインで土産袋として活用
限定デザイン袋QRコード付きキャンペーン連動バッグ
防災・アウトドアノベルティ袋実用性と広告効果を両立
店舗限定クーポン袋買い物袋に再来店クーポン印刷

BtoBで重視される
ポイント

実務で使える機能性

他社との比較で差別化できる要素(価格・導入事例)

無駄のない仕様(大量・低コスト・在庫管理しやすい)

BtoCで求められる要素

持ち歩きたくなるビジュアルや使いやすさ

SNS投稿につながる“かわいい”“おしゃれ”といった感情的価値

配布後も再利用されることで、自然な認知拡大につながる

たとえば、同じ「ポリ袋」でも、BtoBでは製品情報を添えて使いやすさを伝えるツールに、BtoCでは体験と感情を動かす販促アイテムとして活用されます。

ターゲットごとに異なる視点から設計することで、伝わり方と反応率が大きく変わります。

販促物を効果的に
活用する方法

配布物を単なる印刷物で終わらせず、伝わる設計・活かす仕組みにすることが成果への近道です。
ターゲットと目的に応じた使い方次第で、その影響力は何倍にも広がります。

プロモーションツールを最大限に活かす方法

配布ツールを効果的に機能させるには、「誰に・いつ・どこで・何を届けるか」strong>を明確にし、目的や配布のタイミングに応じて設計することが重要です。

加えて、配布後に反応を測定し、改善を重ねるPDCAサイクルを組み込むことで、継続的な成果を生み出せます。

▼ 活用のヒント例:

季節イベント × 限定デザインで話題性UP

クーポン付き袋で“もう一度来店”を促進

QRコードでSNSや特設サイトへ誘導

最新のプロモーション施策と成功事例

販促施策にも時代の変化があり、近年では「デジタル活用」や「環境配慮」が大きなトレンドとなっています。
ユーザーの関心やライフスタイルが多様化する中で、単なる配布物ではなく、共感や行動を生む体験設計が求められるようになってきました。

ここでは、注目される2つの方向性と具体的な取り組みを紹介します。


デジタル技術を
取り入れた販促

スマートフォンが日常に浸透した今、プロモーションツールとデジタルを連携させる施策が急増しています。
紙面や袋にQRコードやAR機能を加えることで、体験型の販促に進化させることが可能です。

代表的な事例

手法内容効果
QRコード付きショッパースキャンで動画・SNS・特設LPに誘導滞在時間増、ブランド理解向上
SNS連動チラシ投稿キャンペーンを促すハッシュタグ付き投稿数増加・自然な拡散
動画付きDM商品の使い方や導入事例を動画で伝える安心感とリアルな訴求力を両立

“見る→触れる→つながる”という流れをつくることで、紙媒体や袋といったアナログなアイテムが、デジタルの接点としての役割も担えるようになります。


環境に配慮した
エコプロモーション

サステナブルな取り組みが企業価値に直結する今、環境配慮型のプロモーションツールへの関心が高まっています。
配布物も、受け取るだけでなく「共感を得るための手段」として見直されつつあります。

注目の素材・取り組み

手法・素材特長活用例
バイオマス配合袋植物由来の原料でCO₂排出を軽減地域スーパーや自治体の指定袋に採用
再生PE素材使用済み樹脂を再利用して製造環境配慮型ノベルティとして活用
環境対応印刷大豆油インクや水性インキを使用高級ショップのブランド袋など

こうした素材や仕様を取り入れることで、配布物そのものが企業の姿勢や世界観を体現するメディアとして機能します。

環境配慮は「企業の姿勢を伝える販促」として、従来型とは異なる価値を提供します。

販促物のデザインと
印刷業者の選び方

配布ツールの品質や成果は、どの業者に依頼するかによって大きく左右されます。特にポリ袋やビニール袋といった袋型販促アイテムは、素材特性や印刷方法、加工の精度に深い専門性が求められます。

清水化学工業では、国内に自社工場を構え、海外協力工場もあり、一貫体制で製造を行っていることが大きな強み。素材提案から形状加工・印刷対応まで、細部までコントロールしながら、納期と品質の両立を実現しています。

選定のポイント清水化学工業の対応
素材の知識と提案力PE、再生PE、バイオ素材など多数対応可
加工の柔軟性小判抜き・持ち手・厚み調整など可能
印刷の再現性グラビア印刷に対応しロゴも鮮明
小ロット・短納期小規模案件や試作にも迅速対応可能

また、量産性やコスト面だけでなく、「ブランドをどう伝えるか」という観点からも、見た目・素材感・配布シーンに応じた最適なデザイン設計をサポートいたします。


ポリ・ビニール製品の
プロに任せる理由

当社・清水化学工業では、自社工場(国内)・海外協力工場で一貫生産体制を確立
製袋から印刷、納品までをワンストップで対応できるため、納期・品質・コストのバランスを最適化できます。

チェック項目当社の対応特長
自社工場対応〇(国内に自社拠点)
(海外協力拠点)
直接管理により短納期・安定供給
素材提案力PE、LDPE、再生PE、バイオ素材などに対応業種・用途に応じて選定
印刷再現性グラビア印刷に対応ロゴやQRコードもくっきり再現
加工の柔軟性小判抜き・持ち手・底マチ加工など対応可オリジナル仕様が可能
小ロット対応キャンペーン用やテスト導入にも対応

業者選びの注意点と対策

「安さ」だけで選ぶと後悔する?
 素材グレードや印刷品質が不明確な場合、ブランドイメージを損なうことも。

製造過程が見えない外注業者は注意
 納期遅延・品質バラつきのリスクが高まります。

デザインの相談に乗ってくれるか?
 目的やターゲットに応じたアドバイスがあると、効果もアップ。


当社では、ポリ袋・ショッピングバッグ・ノベルティ袋など、貴社の用途に応じた最適な仕様をご提案いたします。

製品詳細は 製品案内ページ をご覧ください
デザイン・数量・素材のご相談は お問い合わせフォーム

よくある質問(FAQ)

Q1. 販促物と販促品の違いは?
A. 販促物は「伝える」、販促品は「もらってうれしい」。目的が異なります。

Q2. 小ロットや短納期は対応可能?
A. はい。国内自社工場・海外協力工場で柔軟に対応します。

Q3. ロゴやQRコードの印刷は可能?
A. はい。ご希望に応じたデザイン提案も行います。

Q4. どの業種にも使えますか?
A. 飲食、観光、物流、小売、自治体など幅広く対応しています。

まとめ

プロモーションツールは、単なる「配布物」ではなく、顧客との接点を生み出し、行動を促す重要な仕掛けです。
「誰に・何を・どう届けるか」を明確にし、目的に沿ったツールを活用することで、認知拡大や購買促進、ファン獲得につながります。

ポイントは3つ:

  • ターゲットとゴールに応じた手段の選定
  • 配布後の反応測定と改善の徹底
  • 環境配慮・デジタル連携などの時流を意識すること

清水化学工業では、名入れ袋・エコ素材対応製品・ノベルティごみ袋などを自社工場にてOEM対応で製造しています。小ロットや短納期にも柔軟対応しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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